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相手を「操る」マジシャンズセレクトのやり方と種明かし徹底解説!

この記事は約 9 分で読めます。 3,606 Views

マジシャンズセレクト」という言葉をご存知ですか?

マジシャンズセレクトは、いわゆる「予言マジック」と呼ばれる種類の心理誘導マジックです。

基礎的なマジックのひとつですが、多岐にわたって応用を利かせることができます。

 

本記事では、マジシャンズセレクトの基本的なやり方や応用方法などを紹介していきます。

 

マジシャンズセレクトとは

「マジシャンズセレクト」は、別名「マジシャンズチョイス」「フリーセレクト」「エキボック」とも呼ばれます。

もっとも広く知られているのは、好きなカードを相手に選ばせて、マジシャンがその絵柄を見事当てて見せる、というものです。

ネタバレを知ってしまえば誰にでもできる簡単マジックです。


このマジックを成功させるためのキーは「トーク力」。

相手は自由にカードを選んでいるつもりでも、実はマジシャン側が言葉巧みに相手を操り、特定のカードを選ばせているというわけです。

あたかも予言されていたような演出は、マジシャンが相手の行動をコントロールすることでなされます。

 

ポイントは、マジシャンが選択を誘導しているにも関わらず、自ら選択しているかのように錯覚させることです。

そのような状況を作り出すために大切なことは、相手に合わせた言葉運びです。

いかに違和感を抱かせないように会話を進め、マジシャン側にトリックがないように見せることがポイントとなります。

それでは次項から、マジシャンズセレクトの基本的なやり方を説明していきます。

 

カードを使った「マジシャンズセレクト」のやり方

説明をわかりやすくするために、2種類のエースのカード(スペードのAクラブのA)のみを使ったとしましょう。

 

■ 準備するもの

  • 相手に選んでもらうためのカード(スペードのA・クラブのA)
  • 予言のために自分が持っておくカード(仮に“クラブのA”)

合計3枚


あらかじめ『クラブのA』を、マジックをはじめる前に設置しておきます。

胸ポケットやテーブルの上など、マジック開始後に相手が細工するのが難しいと感じる場所がいいでしょう。

※テーブルの上に置いておく場合は、絵柄が見えないように伏せておきましょう。

下準備ができたら、マジック開始です。

 

やり方

自分の予言するカードを『クラブのA』として説明を進めます。

 

【手順1】

相手に2種類のカードを提示し、どちらか好きな方を選んでもらいます。

※この後の対応は、相手がどちらのカードを選んだかで若干変化します。

 

【手順2】

もし相手が選んだカードが『クラブのA』であれば、そのカードを手に持ってもらうなどして、その人が選んだことがはっきりとわかるようにしてください。

逆に相手が『スペードのA』を選んだ場合は、相手の選んだカードを目の前から取り除き、『クラブのA』だけが目の前に残る状況を作り出します。


【手順3】

相手の持っているカードと、マジシャン自身が予言して持っていたカードを見比べさせ、2枚のカードが同じであることを見せます。

この時点で、あたかもその結果を予想していたと信じさせることができればマジックは成功です。

 

カードの枚数を多くして相手が選べる選択肢を増やしたとしても、基本的な仕組みは同じです。

いかに数ある選択肢から目的の選択肢へ、相手を誘導するのかが腕の見せ所です。

 

やってみよう「マジシャンズセレクト」

それでは実践的なマジシャンズセレクトをやってみましょう。

基本的には先程と同様で、最初に相手にカードを選択してもらい、こちらが決めた『予言カード』と同じカードが最終的に相手の手元に残るように会話で誘導します。

■ 準備するもの

  • 4種類のカード(トランプの『A』)4枚
  • 予言のために自分が持っておくカード1枚

合計5枚

 

やり方

今回の説明では、相手に最終的に選んでほしい予言カードを『ハートのA』とします。

【手順1】相手に4枚4種のカードを渡す

相手にカードを渡す前に、カードの並び順を把握する必要があります。

「普通のカードであることを確認してもらう」ことを装って、相手の前でカードを広げて見せている間に覚えましょう。

相手にカードを渡すときには、確認した順番が変わらないように注意してください。

 

【手順2】渡したカードを並べてもらう

相手に渡したカードを、絵柄が見えないように伏せた状態で、横一列にテーブルに並べてもらいましょう。

ここで先ほど確認したカードの並び順を思い出してください。

もし『ハートのA』が渡したカードの上から2番目の位置にあったとき、相手がカードを上から順番に取って左側から右側に並べていった場合、相手から見て【左から2番目】に『ハートのA』が存在することになります。

 

【手順3】相手にカードを選んでもらう

相手にカードを2つのグループに自由に分けてもらいます。

カードは横1列に並んでいるので、グループの分かれ目を相手に選んでもらいましょう。

先ほどと同様に、2つのグループのうち、目的の『ハートのA』が入っているグループが残るように、最後の1枚になるまで言葉巧みに誘導していきます。

このとき不必要なカードは相手の目の前から除外していくと、相手の意識が残ったカードに向きやすくなり、マジックが成功しやすくなります。

 

【手順4】隠し持っていた『予言カード』を公開する

最終的に残ったカードの絵柄を相手に確認してもらいます。

もちろん、自分があらかじめ持っていた『予言カード』と残ったカードの絵柄は同じ『ハートのA』です。

相手が驚いているようなら、マジック大成功です!

 

このマジックで重要なことはトーク力であると説明しましたが、同時にいかに自然な振る舞いができるかも大切です。

不慣れなうちは動きがぎこちなくなり、相手に「何かトリックを仕込んでいるのでは?」と勘繰られてしまいます。

動作だけでなく、会話もぎこちなくなってしまうとさらに相手は猜疑心が湧き、選択肢の誘導をしていることがバレてしまう確率が高まります。

相手には「自分が選んだカードなのになぜ予言されていたか」と思い込ませなければなりません。

 

オリジナルのマジシャンズセレクトを作ろう

マジシャンズセレクトの基本的なやり方は非常に単純なため、コツをつかめばオリジナルマジックを簡単に作ることができます。

このマジックで利用するのは、カードやコインといった道具だけでなく、キーワードのような実態のない言葉まで利用することが可能です。

試しにこれから紹介する手順でオリジナルマジックを作ってみましょう。

 

【手順1】

まず、最終的に選ばれたい単語を決めます(階層【1】)。

 

【手順2】

先ほど決めた単語と共通の特徴を持つ単語を2つ連想します(階層【2】)。

 

【手順3】

この2つの単語と共通の特徴を持つ単語を4つ連想します(階層【3】)。

 

【手順4】

最後にこの4つの単語と共通の特徴を持つ単語を8つ連想します(階層【4】)。

 

【手順5】

階層【1】~階層【4】までの単語数が8つになるようにダミーの単語を考えます。

このとき注意するのは、手順1~4で考えた単語と特徴がまったく異なる単語を選ぶことです。

【手順6】

単語を適当にシャッフルし“階層【4】→【3】→【2】→【1】”の順番で、相手に単語を選んでもらいます。

手順1~4の単語が骨組みであり、それ以外の単語はダミーです。

 

具体的な例を出して説明しますので、それを参考に自分だけオリジナルのマジックを考えてみてください。

 

単語を使ったマジシャンズセレクト・例

これから選んでもらう単語は、口に出さず胸の内に秘めておいてください。

※下線が引かれた単語は各階層の骨組みの単語になります。


<1>

次の8つの単語の中から好きな単語を1つ、自由に選んでください。

  • 美容院
  • スニーカー
  • 待ち合わせ
  • お風呂
  • ハートマーク
  • 銀座
  • スカート

 

<2>

<1>で選んだ単語と最も特徴が似ている単語を、次の単語から選んでください。

  • トラクター
  • シャンプー
  • デート
  • スプレー
  • ニンジン
  • ハイヒール
  • おしゃれ
  • スプレー

 

<3>

同様に、<2>で選んだ単語と最も特徴が似ている単語を次から選んでください。

  • 解除
  • 女の子
  • 漫画
  • ピンセット
  • クワ
  • 小説
  • スキな人
  • お知らせ

 

<4>

最後も同様に、<3>で選んだ単語と最も似ている単語を次から選んでください。

  • 相撲
  • トラック
  • 人間
  • けん玉
  • ロードバイク
  • ステップ
  • 記事
  • 更新

 

<5>

以上になります。

あなたが最後に選んだ言葉は、ズバリ『人間』ですね?

 

雑学を交えれば、手品にも説得力が!

マジシャンズセレクトのようなマジックは、相手が不可能だと思い込みやすい状況をつくるほど、相手をより驚かせることができます。

 

たとえばカードゲームで、一般的なトランプを使用したマジシャンズセレクトで、1デック53枚のカードの中から2枚のカードを予言するとします。

ギャンブルのようにカードの山から無作為に1枚選んだ場合、予言が当たる確率は1/53。

それをさらに2枚選ぶ場合は確率1/1378

このような状況に置かれると、マジックのタネを知らない人なら「ありえない!!」と感じ驚くはずです。

 

このように相手の心理の裏をかくマジシャンズセレクトは、応用技として観客の注意をそらす手法「ミスディレクション」を用いることがあります。

また、ビジネスの場面で営業テクニックとして使用される場合もあります。

 

このような誘導は「純粋な人ほど引っ掛かりやすい」といわれています。

相手を疑わない、マインドコントロールテストで騙されやすいと診断される人ほど、無意識のうちに誘導されてしまうのです。

 

つまり、純粋な人ほどこのマジックに驚いてくれる可能性が高く、逆に懐疑的な人からはマジックのタネを見破られやすくなるとも考えられます。

マジシャンズセレクトで相手を驚かせたい場合は、相手がどのような人物なのかを先に判断しておくと成功しやすくなるでしょう。



また、人前でのマジックに慣れていない場合は、スムーズにマジックを披露するのは難しいかもしれません。

そういった場合は、プロマジシャンの動画を見て練習すると上達の近道になるでしょう。

マジック動画サイト「Magic Movie Japan(MMJ)」なら、初心者向けのものから上級者向けまで、さまざまなマジックを見ることができます。

しっかり種明かしまで用意されているので、ぜひ参考のためにチェックしてみてください。

 

マジシャンズセレクトは奥が深い

原理が非常に単純な「マジシャンズセレクト」ですが、選択肢を増やしてより複雑に応用することも可能な奥深いマジックです。

基礎的なマジックでありながら、他のマジックと併用すればより相手を驚かせ、楽しませるテクニックとしても役に立ちます。

マジシャンズセレクトを行う相手に違和感を抱かせないような会話術・振る舞いもまた、観客を楽しませるために大事な技術です。

 

応用すれば、自分独自のオリジナルマジックを作ることも可能ですので、ぜひマジシャンズセレクトをマスターして、マジックの幅を広げましょう。

 

まとめ

  • マジシャンズセレクトは「相手の選択肢を予言する」マジック
  • 相手を言葉巧みに誘導するテクニックが重要
  • マジシャンズセレクトのコツをつかめばオリジナルマジックを作れる
  • 相手が純粋な人ほどマジシャンズセレクトは成功しやすい

 

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